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2018/05/19 16:53
はじめまして!「The gentle store」代表のアオキシゲユキと申します。
アフリカのコンゴ共和国で暮らすファッション集団「SAPEUR」(サプール)の存在を知ったことが、私が蝶ネクタイブランドをスタートさせた一番大きな理由です。月収3万円程の収入にもかかわらず、彼らはコツコツお金を貯めては一流ブランドのスーツを買い求め、センス良く着こなしてコンゴの街を歩きます。国の中で内戦が続いたコンゴ。大切な服が燃えてしまうのを防ぐために、彼らは庭に大きな穴を掘ってその衣装を隠しました。しかし、何か月経っても戦争は終わらない。1年後にようやく争いが終わり庭を掘り返した時、彼らの大事な服はボロボロに傷んでいました。
【サプールについて(MONOCO journalより)】https://monoco.jp/article/sapeur-interview

「銃を持つかわりにオシャレで優雅に生きよう」
彼らが発信するそんなメッセージは、争いが続いた貧しいコンゴだけの話ではないように思えます。この社会で絶えず生まれる様々な問題の多くは「人」と「人」の間で起こります。人が互いに分かち合い、争わずに共存して生きるための「プラットフォーム」として「ファッション」が機能するのであれば、その可能性を追求したいと思いました。見た目のオシャレだけではなく内側から発せられる「gentleness」と「elegance」が、きっと世界を変えるはず。
では、もし自分だったらどうやってそれを実現できるだろうか?と考えた時、すぐに思いついたのが「蝶ネクタイ」でした。もともと蝶ネクタイでオシャレをするのが好きだった私は、アパレルショップやネットでカッコイイ蝶ネクタイを探すのが好きでした。しかし、気に入ったデザインのものがあっても限定品でもう手に入らなかったり、大きさや素材感が気にいらなかったり。そのうち段々と「自分で作ってみようかな?」と思うようになっていました。
そんな折、仕事で訪れたタイのセレクトショップで、一足のデッキシューズに偶然出会います。それはフランスの社会起業家が立ち上げた「PANAFRICA」というブランドでした。https://www.panafrica-store.com/fr/
アフリカ土産の「ワックスプリント」という色鮮やかなアフリカ布を見て、彼らはそれを使った靴を作ることをひらめき、わずか数か月でブランドを立ち上げたという話を知り、勝手に僕の中で全てが繋がった気がしました。「まず日本の伝統である着物生地でいこう!そしていつかワックスプリントの蝶ネクタイをつくろう!」と。
そしてもうひとつ、元々金属加工の会社を父と共に経営している私は、金属加工の新たな表現や可能性、そして社会貢献も考えていました。「金属を使った新しい蝶ネクタイが作れるかもしれない。そしてそれが誰かの幸せや豊かさに繋がるかもしれない。」そんな想いが生まれ、試作を繰り返すうちにその想いは現実的なものへと次第に変わっていきました。
私たちは「人を優しさとエレガントで包み、心を豊かにする蝶ネクタイブランド」を目指しています。
そして私は「The gentle store」をスタートするに当たって、3つのことを決めました。
1、私たちは、SAPEUR精神の体現者となります。
2、私たちは、利益の一部をアフリカの未来のために寄付します。
3、私たちは、将来アフリカに「The gentle store」の生産拠点を設立します。
オシャレで、優雅で、幸せな毎日のために。
The gentle store 代表 アオキシゲユキ